プップルウォッチ
- 平成ぷりたー
- 8月7日
- 読了時間: 3分
駆け出し通訳の私。
テクノロジーにしてやられる。
今の時代、パソコン、携帯電話などなどあらゆるテクノロジーに私達の生活は支えられているが、
私が個人的によく使用しているのは、某社のスマートウォッチ(以下、プップルウォッチと呼称)
電車の改札、レジでの会計等、
定期や財布を鞄から取り出す煩わしさから解放され、腕を端末にかざすだけでそれらが実現するのだ。
スマートウォッチの購入から数か月経ち、
(でも・・・・・これだけでこの値段って高ない?)
と我ながら小物感満載の疑問を持ち始めた私。
しかし、某社が「多機能」と謳う恐ろしい性能が備わっていることを後日、身を持って知ることとなる・・・
ある日、詰所での会議中、
話者が同じ質問を何度も問う事態が発生。
そういう場に遭遇すると通訳者(新米通訳の私)としては、
「なんでまた訊くんやろ???」と超ベーシックな疑問が頭にこびりついて離れないのだ。
質問を繰り返すことにおいて考えられる一般的な理由は、
説明側の内容が納得いくものではなかった、
質問者が戦略的に再度問いただしたい、
単に質問者が以前の説明を聞き逃した、
などなど理由は無数に考えられるが、
駆け出し通訳者としてはやっぱり、
(私の)訳出が悪かったかな? (私が)変な解釈して議論が蛇行していったかも?
と無限の疑心暗鬼に陥る。
私「わかりますよ、そうっすよねー、ここはもっかい聞いときましょ ( -`ω-)ビシッ」
と最大の虚勢を張りながら、
内心は話者の質問の意図を掴もうと必死な私の勇姿が以下:

表面上では全く問題のない“クールな通訳者”を決め込んでいると・・・
私のプップルウォッチがブルブル震えながら何かブツブツ言い始める。
「異常ナ心拍数ガ検知サレマシタ。」
「アナタハ現在、極メテ強イストレス状態ニアリマス。」
一瞥すると、画面にはドでかい心臓がバックバク脈打つ様子が映し出されていた。
まさに私の心臓の状態を映し出していたのだ・・・

そういえば以前も携帯とペアリングしているワイヤレスイヤホンが、タップである設定になっていると知らず、
視聴中ラジオの停止タップのつもりが、
イヤホン「ワカリマシタ、 〇〇先生ニ FaceTime シマス。」
と携帯の電話帳から何年も連絡を取っていないお方へゲリラFaceTime(ビデオ通話)を仕掛けようとプルプルし始めたことがある。
自宅で原始人のような恰好で掃除中だった私は、
「ヤァァァァァァァああめぇぇぇえぇろぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおオオオオオオオオオオオオオオオーーーー!!!!!!!!!!!」
と叫びながら猛スピードで携帯の元へ走り出し、ビーチフラッグスさながら携帯に飛び掛かる。
イヤホン「ワカリマシタ、 FaceTimeヤメマス。」
私「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
皆さんもテクノロジーを侮られぬようご注意を(笑)
Cheers!
by 平成ぷりたー
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